
歯の表面に虫歯の菌(ミュータンス菌)が付く事が原因だと言われますが、正確には少し異なりますので、以降に詳しく説明します。
歯の表面についた食べ物の残りカス(糖類)をミュータンス菌が食べ始めます。
糖類を食べたミュータンス菌は、ベトベトした排泄物を出しますが、そのベトベトに口の中の沢山の雑菌がくっついて、歯垢となります。
この歯垢の中の雑菌が排泄する酸が、歯を溶かす事により虫歯となります。
また、歯垢は歯周病の原因の一つでもありますので、口の中のミュータンス菌を減らす事が、お口の健康を維持する上で大切な事だと言えるのです。
色々な方法がありますが、2種類のブラッシング方法をご紹介します。
歯ブラシの毛先を歯の表面に直角に当て、小刻みに左右に動かす磨き方です。
大きく動かしたり、毛先が倒れる程強く当てたりせず、毛先を立てたまま細かく動かすようにします。
歯を軽く噛み合わせ、歯ブラシの毛先を歯ぐき及び歯の表面に直角に当て、円を描くように動かす磨き方です。
歯ぐきのマッサージとして行う場合には、歯磨き剤は使わないようにします。
この方法は、特別に難しいブラッシング方法ではない為、子どもを始めとして誰にでも無理なく簡単に行えます。
子どもが一人で上手に歯を磨く事が出来るようになるまで(小学3年生位まで)は、保護者の方の仕上げ磨きが必要です。
ただし、焦りや無理強いは禁物ですので、ゆっくり毎日の習慣にしていきましょう。
子どもの姿勢は、寝かせた状態にして、子どもの頭を保護者の膝に乗せて安定させると、口の中が良く見えて磨きやすくなります。
鉛筆と同じ持ち方で軽く握り、指先で細かい動きをコントロールしながら、毛先が倒れないよう注意しながら、細かくシャカシャカと磨きます。
毛先が倒れる程、強くゴシゴシと磨く事は逆効果となります。
歯磨き嫌いを防ぐ為には、磨く順番もポイントとなります。
前歯の部分は敏感なので、触られる事を嫌がる子どもも多く、感覚の鈍い下の奥歯から、上の奥歯、下の前歯、上の前歯の順に磨くと、抵抗が少ないかもしれません。
フッ化物(フッ素入り歯磨き剤など)は、乳歯や幼若永久歯(生えて来たばかりの永久歯)などの、歯質が未熟で虫歯になりやすい歯に、特に効果が期待出来ます。
その為、乳歯や永久歯が生えて来たら、積極的に使用される事をお薦めします。
フッ素は特別な物質ではなく、普段私達が食べているものの中にも、微量に含まれているものなので、毎日の歯磨きの際に使用するなどの、通常の使用方法であれば、
安全性に全く問題はありません。
(歯磨き剤を毎日大量に飲み込み続けるなどの無茶をしなければ、体に悪影響を与える事はありません。)
当院では、特に効果が期待できる、プロによる定期的なフッ素塗布も行っています。
その他、フッ素について詳しくお知りになりたい方は、当院スタッフに、お気軽にご相談下さい。
厳密に言うと異なるものですが、基本的には、両方とも口の中の菌の集まり(かたまり)です。
歯垢は歯磨き(ブラッシング)で落とす事が出来ますが、歯石は歯磨きでは落とす事が出来ない為、歯科医院で定期的にプロによるスケーリング(歯石除去)を行う事をお薦めします。
最初は歯肉の腫れや出血などの症状(歯肉炎)が現れ、更に症状が進行すると、歯(歯根)を支えている骨(歯槽骨)が溶けて、歯が抜けてしまう怖い病気です。
症状が軽い人を含めると、成人の約80%が歯周病にかかっていると言われています。
歯周病の進行を防ぐ為には、早期治療が大切です。
口臭の原因は色々と考えられます。
内臓や鼻の疾患が原因となる場合もありますが、お口に関しては、歯周病、虫歯、
舌炎などが原因として考えられます。
お口に原因がある場合には、歯科医院での対応が可能ですので、歯科医師やスタッフに遠慮なくご相談下さい。
タバコのニコチンが毛細血管に影響を与え、歯肉の免疫力を低下させる為です。
ニコチン以外の有害物質も、唾液の分泌や歯垢の付着しやすさなどに、悪影響を与えています。
喫煙は歯周病を悪化させる恐れがあります。
「1日の喫煙本数が多い方は、歯周病が重症化している割合が高い」とのデータもあります。
お口の健康上からも、喫煙はお薦め出来ません。
本人の体調にもよりますが、基本的に治療は可能です。
ただし、飲み薬などを出せない場合もありますので、詳しくは産婦人科の主治医にご相談下さい。
また、妊娠している方、妊娠の可能性がある方は、事前に必ず歯科医にご相談下さい。
壊れた入れ歯を、そのまま歯科医院に持って来て下さい。
破損の状況により、修理が可能な場合があります。
就寝時には、基本的に入れ歯は外し、お口を休ませて下さい。
入れ歯を洗浄後、乾燥しないよう(乾燥させると変形してしまいます)、水を入れた容器に入れて保管して下さい。
入れ歯洗浄剤は、入れ歯の内部に浸透して、汚れを洗浄したり、雑菌を除去したりする効果がありますので、定期的に使用される事をお薦めします。
当院でも、入れ歯のお手入れ用品を各種取り扱っておりますので、スタッフにお気軽に声をおかけ下さい。
入れ歯やお口の状態により、改良出来る可能性もありますが、新しい入れ歯を作った方が良い場合もあります。
まずは歯科医にご相談下さい。